今年も秋の新蕎麦の季節となりました。秋の新蕎麦は「秋新(あきしん)」と呼ばれ、10月下旬から11月上旬がシーズンとなります。 この時期に合わせ、自然の恵みを満喫する八ヶ岳の新そば巡りイベント「八ヶ岳新そば祭り2015」が開催されました。
八ヶ岳の蕎麦を提供する山梨県北杜市、長野県富士見町・原村に点在する32店舗もの蕎麦屋が参加しており、高原特有の気候と土壌から蕎麦作りが盛んなこの地で、本物を求めたそば職人たちが集まり、こだわりの味を表現しています。
参加店舗の一つである山梨県北杜市の「ビューファーム鳥原平 名水そば」では手打ち新蕎麦を堪能することができました。また、ビューファーム鳥原平では独自に「新そば祭り」というイベントを11月21日~23日の3日間実施されていました。
鳥原平産の蕎麦粉、焼津の鰹節、国産大豆を使用の醤油を使用された、二八の手打ち細麺の新蕎麦を食べることができます。
二八とは、蕎麦粉を8に対してつなぎに小麦粉を2の割合で作る手打ち蕎麦のことです。二八蕎麦とも言われ、手打ち蕎麦の定番な作り方です。
そばは栄養価が高く、ヒタミンB1とB2、鉄を含む優れた捕食です。たんぱく質も良質で、他の穀類で不足しやすいトリプトファン、リジンなど必須アミノ酸を多く含みます。また、摂取しにくいルチン(ビタミンPの一種で、毛細血管を上部にする働き)も含み、動脈硬化の予防にも役立ちます。
新蕎麦の旬はまだ続きますので、こだわりの蕎麦を一度ご賞味ください。
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