2019年にぐーももファームが南アルプスの麓、山梨県北杜市白州でよもぎ栽培を始めました。白州の土地にあったよもぎを厳選し無農薬で管理栽培をしています。白州の天然水で育ったよもぎは独特な柔らかさが特徴で「色」・「香り」・「味」は特秀品、今では好んでお買い求めいただけるようになりました。現在は白州よもぎの生産拡大に向けての活動にも力を入れております。
突然ですが、皆さんは、食卓に並べるご飯をどのように決めていますか?その日の気分や好きなものから考えていく方もいれば、バランスの取れた食事にしたい、使うものに気を配って作りたいというように、それぞれの目的に合わせて考えていく方もいると思います。こんなふうに献立を考えるプロセスは違っても、皆さんに共通するもの。それは、”健康”というキーワードではないでしょうか。 健康を考えたときに選ぶのは、機能性表示食品であるように思います。実際に、近年の社会的な健康志向の高まりに伴って、機能性食品の価値は広く認められ、注目を集めています。そこで私たちが着目したのが、機能性植物としての一面をもつよもぎでした。 皆さんは、よもぎについてどんなイメージを持っていますか?きっと、草もちやよもぎ餅など、お餅と一緒に食べるものだと考える方が多いのではないかなと思います。一緒に活動させていただいている私たちも、初めはよもぎのことを詳しく知りませんでした。しかし、勉強していくうちに、よもぎには、妊婦さんに必要な葉酸をはじめ、食物繊維やビタミン、カルシウムなどの健康成分が、バランス良く含まれていることに気づきました。そして、これらの要素が、腸内環境を整えたり、血液をサラサラにしてくれたりする効果をもたらし、私たちの健康に大きく影響するということも分かりました。
多くの機能をもつよもぎですが、実は野菜よりも手軽に育てることができます。旬は、大体3月から5月とされていますが、9月から10月にかけてもよもぎを収穫することができます。1つ1つ手で摘まなければならないため少し大変な作業ですが、南アルプスからの伏流水で育った白州よもぎを、全国に広めていきたいという思いのもと、私たちは活動しています。しかしながら、ほかの機能性植物に比べて、よもぎの栽培はまだまだ盛んではありません。市場に出回る量が少ない今だからこそ、将来的には、”白州で育った”というブランドをもって、よもぎを身近で、親しむことのできる存在にしていけたらと考えています。
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