ほったらかし温泉の直売所「温泉市場しんせん・やまなし」の店頭では柿が吊るされていました。
これは冬に備え、柿を乾燥させたドライフルーツに該当する食品「干し柿」を作っている所です。
干し柿とは柿を吊るして乾燥させることで日持ちするため、古くは冬の保存食品と伝えられていました。
干し柿の出荷量が多い所は長野県、福島県、山梨県になります。
使われる柿はそのままでは食べられない渋柿を使用します。
甘柿を干し柿にすることもできますが、渋柿ほど甘くはならないそうです。
普通の柿とは食感が大きく異なり果肉がとても柔らかく、甘さも砂糖の2倍ほどの糖度に上がります。
表面に白い粉が付いていることがありますが、これは柿の糖分が結晶化し付着したものだそうです。
全く別の食感と甘さになることから、「普通の柿は苦手だけど干し柿だったら食べられる」ということも珍しくないそうです。
Copyright © 2015 goomomo All Rights Reserved.