南アルプス市・桃源文化会館にて、2016年7月22日(金)に「第5回山梨ICT地産地消フォーラム」、23日(土)「夏休み親子ものづくり」が開催されました。
7月22日(金)「第5回山梨ICT地産地消フォーラム」の当日は午前中は雨に見舞われましたが、午後には雨も上がり、絶好のフォーラム日和となりました。事前申込して頂いた方だけでなく、当日申込の方もおり、沢山の方々にご参加頂けました。
金丸一元氏(南アルプス市長)より開会挨拶を頂戴し、「第5回山梨ICT地産地消フォーラム」が開催しました。
1本目の「総務省における情報セキュリティ政策の最新動向」と題した今野孝紀氏(総務省情報流通行政局情報流通振興課 情報セキュリティ対策室)の講演では、大きく分けて「実践的サイバー防御演習の拡大強化」「”IoT”とサイバーセキュリティー」「東京2020大会に向けてセキュリティ対策等」についてご講演頂きました。
2本目の「標的型サイバー攻撃の脅威とその対策」と題した萩原健太氏(トレンドマイクロ株式会社 統合政策担当課長)の講演では、「標的型サイバー攻撃」ついて事例を交えながら、「身代金要求型のウィルス(ランサムウェア)」「ウィルスの侵入経路」「攻撃対策」などについてのご講演頂きました。
2本目の講演の後、10分ほどお時間を頂いて金成理事長(特定非営利活動法人 山梨ICT&コンタクト支援センター)より、「セキュリティ・ミニキャンプinやまなし開催」についてご案内しました。今年のセキュリティ・ミニキャンプは山梨で行われ、若年層の育成と山梨のセキュリティ対応力向上を目的に開催されます。
休憩を挟んで3本目の講演では「山梨県が挑戦する新しい農業 ICTと協働する地域活性化への挑戦」と題した千野正章氏(専門学校山梨県立農業大学校 講師)の講演では、「山梨県農業の特徴」「山梨県地域課題とICT」「ICTの活用事例」「ICT導入のメリット・デメリット」「山梨県内でICTが広がらない理由と課題」のご講演頂きました。
フォーラムは皆様のご協力の元、滞りなく進行ができ定刻通りに終えることができました。
7月23日(土)「夏休み親子ものづくり」の当日は晴天に恵まれ、夏休みのイベントとしてふさわしい天気となりました。電波新聞社の大橋氏を講師としてお招きし、子供達に電子工作を体験して頂きました。今回参加した子供の中で半田ごての経験者は少なく、初めて触れる子は「このくらいで良いのかな?」という様子でしたが、呑み込みが早くすぐにできるようになっていました。小さなパソコンIchigoJamが完成し、画面に映ると自然と拍手が上がっていました。大人はLEDで作成したアクセサリー作りを行っており、完成品は時間経過と共に色が変化しとても綺麗でした。大橋氏がお持ちになった二足歩行ロボ「ワンモ」は目の前に物があると反応し方向転換をしますが、子供達にとってその反応が面白く、手を前において歩く方向を変えたり、ペットボトルを置いて行先を塞いだりと遊んでいました。
Pepperがイベントに参加
今年は両イベント共に、ソフトバンク社のロボット「Pepper(ペッパー)」が参加しました。Pepperに触れるのは今回が初めてと興味津々な方、Pepperの写真を撮ったり一緒に記念撮影をする方など反応は上々でした。特に子供達はPepperに釘付けであり、一所懸命話しかけたり、Pepperにお辞儀されると子供もお辞儀を返したりと微笑ましい光景でした。同時に話しかけられ聞き取れず違う返事を返すことはありますが、それも愛嬌で面白いということで笑顔で楽しんでいました。
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