ほったらかし温泉に来てお風呂だけ入って帰るのは(それだけでも充分にいい体験ですけれども)もったいない、ということで、「しんせんやまなし」ものぞいてみます。
行ったのが日曜日の午後遅くだったせいか、産直品は少なくなっていましたが、「いちご狩り」の案内を見つけました。いちご→さくらんぼ→ぶどう→もも→柿、という感じで、山梨は年中フルーツを楽しめるんだなぁ、というのが感じられます。
あと、この菅笠。前から「だれがいつ買っていくんだろう」と思っていましたが、この日に初めて、買ってお風呂で着けている人を見ることができました。確かに雪や雨の日に露天風呂に入るためには必需品かもしれません。
せっかく山の上まで登って温泉に行ったのに天気が悪くて、という時にはぜひこの笠で楽しんでください。
ひととおり産直品を見て回った後は、いよいよお風呂へ。
…と思いましたが、ここから見る夕暮れや夜景も綺麗だろうと思い、お風呂に入るのは少し後にして休憩スペースにしばらくいることにしました。
まず目に入ったのがこれ。なんだか、女性がうらやましい。(どんな眺望なんでしょうか?)
※男子トイレも普通ですがちゃんときれいなトイレでした。
飲食スペース(中は冬でも暖かいです)にはこんな楽しい絵が描いてあったり、
時間が合えば(休日午前中の営業のようですが)「気まぐれ屋」でTKG(卵かけごはんですね)をいただいたりすることができるようです。準備中で残念。
お風呂以外は入場料がかからないので、もう少し暖かくなったら、下のフルーツ公園と併せて、ここで1日居ても飽きなさそうです。
できれば夕暮れの画像・映像も撮りたいと思ったのですが、外のベンチで待っているうちに体の芯まで冷えてしまい、おもわず「あっちの湯」に入ってしまいました。
当然、お風呂の写真は撮れないのですが、「あっちの湯」には小さなプールほどもある浴槽が3つある露天風呂があり、眼下には甲府盆地、遮るものは何もない最高のロケーションで、少々お客さんが多くても問題ありません。
お湯も、長く入っていてものぼせず、上がっても湯冷めしにくいので、夕暮れから完全に夜景に変わるまでをお風呂で存分に楽しめると思います。(雨や雪の日は前掲の菅笠で楽しむのもいいですね。実際にこの日はかぶって入っている人もいました)
そんなわけで取材も忘れてのんびり風呂につかり、出てくるともうすっかり日が暮れていました。
手前は「あっちの湯」の建物(脱衣場や内風呂)で、その先が甲府盆地です。
昼間に見た休憩スペースも、夜はこんな風に、祭りの夜店の雰囲気に変わっていました。正面が絵のかかっていた休憩スペース、左が食事処(厨房と出食口)です。周りに明かりが何もないせいか、幻想的です。
帰りは下りですが、狭くて明かりの少ない道路が続きますのでお気をつけて。(下りの夜景も綺麗ですよ)
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