山梨の特産品ひとつ、「大塚にんじん」をご存知ですか。
大塚にんじんとは山梨県市川三郷町大塚地区で栽培された人参のことを指します。
「鮮紅大長(センコウオオナガ)」という品種の人参で、その名前の通り収穫時には80cm以上の長さになります。
大塚にんじんはきめ細かく石が少なく深い肥沃な土壌で育てられています。
また、このような土壌のことを甲州弁の方言で「のっぷい」と呼びます。
大塚にんじんは通常の人参と比べて栄養価がとても高く、カリウムは約1.4倍、ビタミンB2は約3倍、ビタミンCは約2.3倍、βカロチンは約1.5倍、食物繊維は約3.4倍にもなります。
収穫時期は11月~1月末であり、毎年収穫の時期には「大塚にんじん収穫祭」というイベントが催され、大塚にんじんの直売や試食、品評会などが行われます。
大塚にんじんは独特な風味と甘さがあり、普通の人参とはまた違った味わいがあります。
人参が好きな人も嫌いな人も、また違った印象で食べてみることが出来ると思います。
免疫力を上げるβカロチンも豊富なので、がんや生活習慣病の予防が期待され、風邪の予防にもなります。
寒い冬を健康に乗り切るために一度食べてみませんか。
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