ビニールハウスで育てる苗の種まきが行われました。4月から5月の種まき最盛期に向け、様々な準備が始まりました。
種まきを行った入れ物は「育苗トレイ」と呼ばれるものです。育苗(いくびょう)とは苗がある程度育つまで一定した環境下で育てることです。まいた種が鳥にほじくり返されたり、発芽直後の弱い段階で雨や風などの自然環境の影響を受けることを防ぎ、丈夫な苗に育てることができます。また、作物の成長を揃えやすいという利点もあります。
トレイの穴は一つ一つ区切られていて根が絡むことが無く、複数の苗を効率的に育てることができます。穴の大きさは大・中・小と様々なので、用途に分けて使い分けることができます。動画のトレイの穴の大きさは小さく、穴の数が多い物です。今回に限ったことではないですが、種まき直後は「どこに何を植えたのか分からなくなりやすい」ので、目印をしっかり用意しておく必要があります。
底に穴が開いていて水はけも良く、トレイから取り出し易い作りとなっている為、移植に最適です。移植する時にはトレイ内の土ごと取り出し、畑にそのまま植え替える形になります。こちらで育てた苗も最終的にはぐーももファームに移植されます。トレイの中で元気に芽を出し、ぐーももファームで元気に育つ日が楽しみです。
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