6月2日。山梨市の藤原農園のぶどう畑です。
2015年は5月が暑かったため、平年より5日ほど生育が早いそうなんですが、ぶどうを種無しにするための「ジベ処理」はこれから、というタイミング。
まだ実らしきものは遠目に見る限りは見えていません。
近づいてみると、小さいですが、明らかにブドウの房とわかるものがありました。小さな小さな粒が鈴なりになっています。
この写真は巨峰ですが、藤原農園ではこのほかに藤稔(ふじみのり)、ピオーネ、ロザリオ・ビアンコといった品種を出荷用として育てています。それぞれ、出荷の時期が少しずれるので、8月中旬から1ヶ月ほどが出荷時期となります。
となると、これがあと2ヶ月ちょっとで、いつも目にするような、大きな粒になるんですね。
こんなにたくさんの実がひと房になるのか、と思いながら見ていると、実は、途中で房あたりの粒を間引いて、ひと粒を大きくするような作業もするとのお話。
食卓にのぼるまでには、いろんな場面でひと手間あるようです。
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