2024.11.26/
「ゴルビー」という名の葡萄
前回は巨峰の小さな実の写真を掲載しました。
これも同じような写真ですが、品種が違います。
このぶどうは「ゴルビー」という品種名で、藤原農園には１本だけあります。
非常に鮮やかな、赤く丸い大粒になるのですが、「気難しい」品種だそうで、なかなか鮮やかな赤にするのが難しいそうです。
かつては何本かあったそうですが、そういった事情もあり徐々に減らして１本だけにしたところ、切られてなるものかとでもいうかのように鮮やかな赤い実をつけ、藤原さんだけでなく市場の人も驚いたそうです。
（ついた価格にも驚いたとか）
じゃあ、それはなぜ「ゴルビー」なの？ということですが、おわかりの方もいらっしゃるでしょう。もう遠い昔のことのような気がしますが、ロシアがソ連だった頃、その最後の指導者の方がそう呼ばれていましたよね、「ゴルビー」と。
身のつき方や色がその方をイメージしてついた品種名だそうです。うまく赤くすることが難しいところまでは似ているかどうかわかりませんが。
収穫の時期には実った写真をお見せできれば、と思っています。
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