2018年9月22日・23日に山梨大学にて、「セキュリティ・ミニキャンプinやまなし 2018」を開催し、今年も多くの参加者にご参加頂けました。
若年層を対象とした情報セキュリティ人材育成に関心の高い地域の拠点において開催されているセキュリティ・ミニキャンプは、山梨県の開催は今回で3回目となります。県内外から、一般講座には64名、専門講座には17名の参加がありました。
一般講座では各方面の専門家からサイバーセキュリティの現状や医療から見るサイバー脅威の動向、ツールやAI、サービスを活用した対策等についてご講演頂きました。
講演1:『産業サイバーセキュリティ強化に向けた経済産業省の取組み』 講師:経済産業省商務情報政策局サイバーセキュリティ課 課長補佐 石見 賢蔵 氏 内容:サイバーセキュリティ経営ガイドライン、IoTセキュリティガイドライン、 情報セキュリティサービス基準等についてご講演頂きました。 |
講演2:『医療機関におけるサイバー脅威の動向と対策』 講師:トレンドマイクロ(株)業種営業推進グループ 松山 征嗣 氏 内容:医療におけるサイバー脅威の動向、 改正個人情報保護法・安全管理ガイドライン、 医療機関におけるセキュリティ対策のポイントについてご講演頂きました。 |
講演3:『偽装テクノロジを利用して高度な攻撃活動を検知』 講師:(株)インテリジェントウェイブ セキュリティソリューション部 プロダクトマーケティング部プロジェクトリーダー 川岡 晃 氏 内容:「侵入を早期に検出する仕組み」として、攻撃者が侵入後に “ラテラルムーブメント”に罠を掛けて活動を検知するツールについて ご講演頂きました。 |
講演4:『サイバー攻撃対策のパラダイムシフト セキュリティ運用にAI&サービスを活用すべき理由』 講師:NEC セキュリティネットワーク事業部マネージャー 西野 真一郎 氏 内容:侵入した脅威をいち早く発見し、対処するために、 AIとサービスを活用した解決策についてご講演頂きました。 |
講演5:『セキュリティ・キャンプ紹介』 講師:セキュリティ・キャンプ全国大会2018 講師グループ リーダー 富士通株式会社(富士通セキュリティマイスター)坂井 弘亮 氏 内容:「セキュリティ・キャンプ全国大会2018」を中心に、 第一線で活躍する講師陣による講義の概要や、 全国大会の選考を通過するためのコツ等をご紹介頂きました |
専門講座では選抜された17名の学生を対象に、データ通信の解析や暗号化通信に触れる実践的な講座が開かれました。北は福島から南は福岡まで、日本各地の学生のご参加がありました。
演習1:『パケット解析入門』 講師:NTTコミュニケーションズ株式会社 城倉 弘樹 氏 内容:パケットを解析することにより、インターネットで行われる 通信の基本的な部分に関して学んで頂きました。 |
演習2:『HTTPS通信の裏側: SSL/TLS入門』 講師:サイボウズ・ラボ株式会社 緑川 志穂 氏 内容:HTTPS通信で用いられているTLS規格、またそのもととなった SSL規格について触れ、その歴史と実際に使われている技術を概観して頂きました。 |
皆様のお力を得て、2日間の日程を無事に終えることが出来ました。誠にありがとうございました。
2019年の開催もご期待下さい。
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